♯031 RPA(アールピーエー)
DX担当 ちゃま男
ポイント解説
・人間がパソコン上で行う定型的な操作(データ入力・転記・ファイル操作など)を、ソフトウェアロボットが模倣して自動化する技術・ツールのこと。
・プログラミング知識がなくても、画面上のクリックやキー入力を録画・記録し、フローを組むだけで自動化シナリオを作成できる。シナリオの作成は、ビジュアル的なプログラミングが普及している。
・最終的には、「RPAでできること」と「RPAでは難しいこと」を見極め、適切に使い分けることがDX推進成功の鍵となる。
DX担当 ちゃま男
・単純かつルールが明確な作業(データ転記、ファイル操作、定型レポート作成など)を24時間ミスなく実行できる
・エンジニアリング経験がなくとも、画面操作の録画やドラッグ&ドロップでワークフローを組めるため、IT部門に頼らずに“気軽に”自動化をスタートできる
・成果が可視化しやすいため、経営層への報告もしやすく、DX予算獲得の“お試し成功事例”として使える
・既存のERP/基幹システムを改修せず、人間と同じ操作を真似させるだけなので、システム改修や大がかりなインフラ整備が不要
DX担当 ちゃま男
・固定画面や定型フォーマットに紐づく自動化なので、画面レイアウトや入力フォーマットが変わるとロボットが“固まる
・画面操作を模倣するため、API連携やバッチ処理と比べると”1件ずつ”の処理速度が遅い。大量データをリアルタイムに一気読みするような業務では、かえって効率が落ちる場合がある
・画面仕様変更やシステムバージョンアップでUIが変わるたびに、ロボットのフローを修正・テストし直す必要がある。
・AIを活用して動的判断する“次世代RPA”でない限り、条件分岐や複雑な判断ロジックには弱く、パターン外の業務に対しては適用が難しい。
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